歴代志下 6:12-13-23 リビングバイブル (JLB)

3.  それから王が振り向くと、民は起立して王の祝福を受けました。

4.  王は言いました。 「イスラエルの神様が、ほめたたえられるように。 神様は、まず父ダビデに親しく語りかけ、今、約束を果たしてくださった。 神様は父にお告げになったのだ。 

7.  父は、神殿を建てることをひたすら願っていた。 

8. ところが神様は、『その志は、たいへんけっこうだが、 

9. おまえは神殿を建てる適任者ではない。 その仕事には、おまえの息子があたるべきだ』と仰せになった。 

12-13. そう語った時、王は祭壇の前の、外庭の中央にすえられた、二メートル半四方で、高さが一メートル半の、青銅製の台の上に立っていました。 王は語り終えると、人々が見守る中で、ひざまずき、両手を天に差し伸べ、こう祈りました。

14.  「ああ、イスラエルの神様。 天と地のどこにも、あなた様のような神はおられません。 神様は、神様に従い、なんとかしてみこころを行なおうとするすべての者に、約束を守り通してくださいます。 

15. きょう、はっきりわかったように、父ダビデへの約束を実現してくださいました。 

16. ああ、イスラエルの神様。 神様は父に、『おまえがわたしの道に歩んだように、おまえの子孫がわたしのおきてを守るなら、代々絶えることなくイスラエルの王としよう』とも約束なさいましたが、どうか、そのとおりにしてください。 

17. どうか、この約束を完全に果たしてください。 

18. それにしても、神様はこの地上で、ほんとうに人間とともに住まわれるのでしょうか。 天も、天の天も、神様をお入れすることはできないというのに、まして、私が建てたこの神殿ごときには、なおさらお入れすることはできません。

19.  神様、どうか、私の祈りに心を留め、これからささげる祈りに耳を傾けてください。 

20-21. 御名を置くと言われたこの神殿に、昼も夜も、愛のまなざしを注いでください。 私がこの場所に向かってささげる祈りを、いつも聞き届けてください。 私と神様の国民イスラエルが、この神殿に向かってささげる祈りに、耳を傾けてください。 どうか、天から私たちの祈りを聞いて、私たちの罪をお赦しください。

22.  ある人が罪を犯し、この祭壇の前で無罪を主張する時、 

23. 天から聞いて、もし彼がうそをついているなら罰してください。 そうでなければ、無罪をはっきり認めてやってください。

歴代志下 6