歴代志下 36:1-9 リビングバイブル (JLB)

1.  ヨシヤ王の子エホアハズが、新しい王に選ばれました。 

2. エホアハズは二十三歳で王となりましたが、在位期間はわずか三か月間でした。 

3. エジプト王の手で、王位から退けられたのです。 エジプト王はユダに、七千五百万円に相当する年貢を納めるよう命じました。

4.  それからエジプト王は、エホアハズの兄弟エルヤキムを、エホヤキムと改名させて、ユダの新しい王にしました。 一方、エホアハズは捕虜として、エジプトへ連れ去られました。 

5. エホヤキムは二十五歳で王となり、十一年間エルサレムで治めましたが、その政治は悪い政治でした。 

6. ついに、エルサレムはバビロンの王ネブカデネザルに占領され、エホヤキム王は鎖につながれて、バビロンへ連れ去られました。 

7. ネブカデネザル王はまた、神殿から金の鉢やその他の器具を持ち出し、バビロンにある彼の神殿に移しました。 

8. エホヤキム王のその他の業績、悪事のすべては、『ユダ諸王の年代記』に記されています。 息子エホヤキンが新しく王となりました。

9.  エホヤキンは十八歳で王となりましたが、在位期間はわずか三か月と十日でした。 しかもその政治は、神様の目から見たら、悪そのものでした。 

22-23. ペルシヤの王クロスの治世一年目に、神様はクロス王の心を動かして、国中に、次のような勅令を出させました。「地のすべての王国を私に賜わった天の神様は、ユダの地にあるエルサレムに、ご自分の神殿を建てよと、私にお命じになった。 神様の国民である者はみな、神殿建設にイスラエルへ帰るがよい。 神様が共におられるように。」このことでも、預言者エレミヤの語ったことが、現実となったのです。

歴代志下 36