歴代志下 34:21-29 リビングバイブル (JLB)

21.  「神殿へ行って、私のために神様にお願いしてくれないか。 イスラエルとユダの残りの者のために、祈ってほしいのだ! この巻物によると、神様の激しい怒りが下ったのは、先祖が、ここに記されているおきてに、従わなかったからだということだ。」

22.  そこで、指名された人々は、ハスラの子トクハテの子シャルムの妻である、女預言者フルダのもとへ行きました。 シャルムは王の衣装係りで、エルサレムの第二区に住んでいました。 一同が王の心配事を伝えると、 

23. 彼女は答えました。 「イスラエルの神様はこう仰せです。『おまえたちを遣わした者に告げよ。 

24. わたしは、この町と住民を滅ぼすつもりだ。 その巻物に記されているのろいが、すべて実現する。 

25. わたしの国民がわたしを捨て、異教の神々を礼拝したので、怒りに燃えているのだ。 この場所に下した怒りは、決して消えない。

26.  ところで、このことでわたしに尋ねるため、おまえたちを遣わしたユダの王には、こう告げよ。 イスラエルの神様のお告げです。

27. おまえが、この町と住民へのわたしのことばを聞いた時、心から悲しみ、神の前に謙そんになり、絶望のあまり衣を引き裂き、わたしの前でさめざめと泣いたので、おまえの祈りを聞き届けよう。 

28. この町と住民に下すと約束した災いを、おまえが死ぬまでは下さない。』」 一同はこのお告げを、王に報告しました。 

29. 王はユダとエルサレムの長老たちを、残らず召集しました。 

歴代志下 34