3. 彼は、父ヒゼキヤ王が取りこわした異教の神バアルの祭壇を築き直し、いまわしい偶像を作り、日や月や星を拝みました。
6. また、ベン・ヒノムの谷で、わが子をいけにえとしてささげました。 さらに、霊媒や占い師や魔術師にうかがいを立て、ありとあらゆる悪を行なって、神様の激しい怒りを引き起こしました。
7. 考えてもご覧なさい! よりによって、神の神殿に偶像を置いたのです。 この神殿については、ダビデ王とその子ソロモン王に、神様はこうお語りになりました。 「わたしは、この神殿と、イスラエル全国の町から特に選んだエルサレムで、ほめたたえられる。
8. もしおまえたちが、わたしがモーセによって与えた、すべてのおきてと定めに従うなら、先祖に与えたこの地から、二度と追い出すようなことはしない。」
9. ところが、マナセ王はユダとエルサレムの人々をそそのかして、イスラエル国民がこの地に入った時に、神様が滅ぼした国民よりも、もっと悪いことを行なわせたのです。
20-21. マナセ王は死んで、宮殿の下に葬られ、息子アモンが新しく王となりました。 アモンは二十二歳で王となり、わずか二年間、エルサレムで治めました。
22. その治世は、父マナセ王の初期に劣らず、悪いものでした。 父王がしていたように、あらゆる偶像にいけにえをささげたのです。
23. しかも、父のようには態度を変えてへりくだることをせず、ますます大きな罪を犯しました。
24. ついに、側近の者が宮殿で王を暗殺しました。
25. しかし、愛国心に燃えた市民たちは、暗殺者を皆殺しにし、アモンの子ヨシヤを、新しく王としました。