歴代志下 30:16-25 リビングバイブル (JLB)

2-3. 王と高官たち、それにエルサレムの全会衆は、今回に限り、ひと月遅れの二月(ユダヤ暦による。 太陽暦では四月末)に祭りを祝うことを決議しました。 一月では、身をきよめた祭司がまだ足りず、また、通知する時間も足りなかったからです。 

16. そして、神の人モーセのおきてに決められたとおり、それぞれの部署につきました。 祭司は、レビ人から受け取った血を注ぎました。

17-19. エフライム、マナセ、イッサカル、ゼブルンから来た人々の多くは、きよめの儀式を受けていなかったので、汚れたままでした。 それでレビ人は、彼らのために過越の子羊を殺し、彼らをきよめました。 それからヒゼキヤ王が彼らのために祈ったので、神様の定めに反してはいたものの、過越のいけにえを食べることを許されたのです。 ところで、王はこう祈りました。 「恵み深い神様。 たとい儀式的に正しい手順できよめられていない者でも、先祖の神様に従う決心をした者の罪をお赦しください。」 

20. 神様は王の祈りを聞き届け、彼らを滅ぼすようなことはなさいませんでした。

21.  こうしてイスラエル国民は、大喜びで七日間、エルサレムでの過越の祭りを祝いました。その間、レビ人と祭司は、毎日、シンバルなどの楽器に合わせて神様をほめたたえました。 

22. 王は、すぐれた音楽家であるレビ人に、感謝のことばを述べました。祭りは七日つづき、和解のいけにえがささげられましたが、その間、国民は先祖の神様の前に罪を告白しました。 

23. 興奮が高まる中で、さらに七日間、祭りを続けることが、全会一致で決議されました。

24. 王は国民に、いけにえ用の雄の子牛千頭と羊七千頭を贈り、高官たちも雄の子牛千頭と羊一万頭を寄贈しました。 その時、一団の祭司たちが進み出て、身をきよめました。

25.  ユダの国民は、祭司やレビ人、寄留の外国人やイスラエルから来た人々と、喜びを分かち合いました。 

歴代志下 30