2. ウジヤは父の死後、エラテの町を再建して、ユダに復帰させました。
3. 彼は五十二年間エルサレムで治めました。 母親はエコルヤで、エルサレム出身でした。
4. ウジヤは父アマツヤ王の足跡にならい、神様の目から見てまずまずの王でした。
5. 神様から特別な示しを受けたゼカリヤが生きている間、ウジヤ王は熱心に神様を求めました。 王が神様の道を歩んでいる間は、神様の祝福を受けて、王国は栄えました。
6. 王はペリシテ人と戦った時、ガテの町を占領して城壁をこわし、ヤブネとアシュドデの町々にも同様にしました。 それから、アシュドデとペリシテのほかの場所に、新しい町を建てたのです。
7. 神様はペリシテ人との戦いだけでなく、グル・バアルのアラビヤ人との戦い、メウニム人との戦いでも、王を助けてくださいました。
8. アモン人はウジヤ王に、年貢を納めるようになりました。 王の勢力は強大になったので、名声は遠くエジプトにまで伝わりました。
9. ウジヤ王は、エルサレムの隅の門、谷の門、それに城壁の曲がり角にやぐらを建てて補強しました。
17-18. 大祭司アザルヤは、勇気ある祭司八十人を従えて入って来て、口々に、出て行くようにと言いました。「陛下。 香をたくことは、王の仕事ではなく、アロンの子孫である祭司だけの仕事です。 すぐ出てください。 陛下は罪を犯したのです。 こんなことを、神様はおほめにはなりません。」
19. 真っ赤になって怒った王は、香炉を手放そうとしませんでした。ところが、突然、らい病が王の額に現われたのです。
20. アザルヤはじめ祭司たちは、これを見て、あわてて王を外に連れ出そうとしました。 神様に打たれたと知ると、王はさすがに逆らおうとはせず、自分から出て行きました。
21. らい病にかかった王は、死ぬまでずっと、隔離された家に住み、人々にも神殿にも、近づくことができませんでした。 息子ヨタムが摂政となって王の職務を代行し、国を治めました。
22. ウジヤ王の治世の一部始終は、アモツの子、預言者イザヤが書き留めています。
23. ウジヤ王は、らい病だったにもかかわらず、死ぬと、王室墓地に葬られ、息子のヨタムが新しく王となりました。