21. 両軍は、ユダのベテ・シェメシュでぶつかりましたが、
22. ユダは、総くずれになって退却しました。
23. イスラエルの王ヨアシュは、負けたユダの王アマツヤを捕らえ、捕虜としてエルサレムへ連れて行きました。 それから、エルサレムの城壁をエフライムの門から隅の門まで、二百メートルにわたって取りこわすよう命じました。
24. また、神殿にあったすべての財宝と金の鉢、それに宮殿の財宝を運び出し、オベデ・エドムを含む人質を連れてサマリヤへ帰りました。
25. それでも、アマツヤ王は、ヨアシュ王の死後、なお十五年も生きのびたのです。
26. アマツヤ王のくわしい伝記は、『ユダとイスラエル諸王の年代記』に記されています。
27. その記録には、王が神様から離れたいきさつ、エルサレムで謀反が起こり、ラキシュへ逃げたこと、ついに追いつめられてラキシュで殺されたこと、などが載っています。
28. 人々は王の死体を馬でエルサレムに運び、王室墓地に葬りました。