13. イスラエルのほかの王にならって悪の道を進み、アハブ王と同じように、エルサレムとユダの国民に偶像礼拝を行なわせた。 また、おまえより善良だった兄弟を殺したので、
14. 今こそわたしは、おまえの国を大災害で滅ぼそう。 おまえはもちろん、妻子までも打たれ、全財産は散らされる。
15. おまえは腸の病気にかかり、はらわたが腐る。』」
16. 神様は、エチオピヤ人の隣に住むペリシテ人とアラビヤ人を奮い立たせて、ヨラム王を攻撃するよう仕向けました。
17. 彼らはユダを目ざして進撃し、国境を越え、ヨラム王の妻子を含めて、王宮にあるめぼしいものをみな奪って行きました。 ようやくのことで、王の末子エホアハズだけが、難を逃れました。
18. こののち、神様は王を打たれたので、王は腸をわずらう不治の病にかかりました。
19. 二年目の終わりになると、腸が外にはみ出し、王は激しい苦しみに襲われながら死にました。 葬儀は略式で、ひどくお粗末なものでした。
20. ヨラム王は三十二歳で王となり、八年間エルサレムで治めて死にましたが、だれも王の死を悼みませんでした。 それどころか、エルサレムに葬られはしたものの、王室の墓地ではありませんでした。