3. ヨシャパテ王は、父アサ王の最初のころの正しい生き方にならい、偶像を拝まなかったので、神様は彼とともにおられました。
4. イスラエルの人々とは反対に、彼の父の神様の教えどおりに生活したのです。
5. それで神様は、ユダの王としての彼の立場を、強くしてくださいました。 国民はみな納税に協力したので、王の財産は増え、人気も非常に高まりました。
6. 王は丘の上の異教の祭壇をこわし、アシェラ像を取り除くなど、思いきり神様に従いました。
7-9. 即位後第三年目に、国中に宗教教育を広める計画を実行に移しました。 ベン・ハイル、オバデヤ、ゼカリヤ、ネタヌエル、ミカヤをはじめ政府の高官たちを、教師としてユダのすべての町々に派遣したのです。 また、シェマヤ、ネタヌヤ、ゼバデヤ、アサエル、シェミラモテ、ヨナタン、アドニヤ、トビヤ、トブ・アドニヤなど、レビ人も派遣しました。 祭司からは、エリシャマとヨラムなどです。 一行は、『神のおきての書』の写しを持ってユダのすべての町へ行き、国民に教えました。
10. その結果、回りのすべての国々が神様を恐れるようになったので、ヨシャパテ王に戦いをしかける国は、一つもありませんでした。
11. ペリシテ人でさえ、贈り物や貢物を納め、アラビヤ人は雄羊七千七百頭、雄やぎ七千七百頭を献上しました。
12. こうして、ヨシャパテ王はますます勢力を増し、国中に要塞や倉庫の町を建てました。
13. 公共事業は拡大し、首都エルサレムには、強力な軍隊が駐屯していました。
16. 第三の指揮官であるジクリの子アマスヤは、とても信仰のあつい人で、二十万の将兵を率いていました。
17. ベニヤミン部族からは、偉大な将軍エルヤダの率いる、弓と盾で武装した二十万の将兵が加わりました。
18. エルヤダに続く指揮官はエホザバデで、その下に十八万の将兵がいました。
19. 以上は、王がユダ国内の要塞化された町々に配置した軍隊とは別に、エルサレムに駐屯していた軍隊です。