歴代志下 15:3-15 リビングバイブル (JLB)

3. これまで長い間、イスラエル国民はまことの神様を礼拝しませんでした。 国民を正しく導く、本物の祭司がいませんでした。 それで、神様の教えも知らずに生活してきたのです。 

4. それでも、悩みにぶつかって神様に立ち返り、神様を探し求めた時、神様はいつも、彼らを助けてくださいました。 

5. 神様に背いていた時には、平和がなく、八方ふさがりで、犯罪件数はうなぎのぼりでした。 

6. 外敵との戦いに加えて、内戦が起こりました。 神様が、ありとあらゆる苦しみをもって災いを下されたからです。 

7. ところで、ユダの皆さん、気を落とさずに善行に励んでください。 必ず報いがあります。」

8.  アサ王はこのお告げを聞くと、勇気を奮い起こして、ユダとベニヤミンの地、また占領下のエフライムの山地にある町々から、すべての偶像を取り除きました。 また、神殿の正面にある、神様の祭壇を築き直しました。

9.  それから、ユダとベニヤミンの全住民、それに神様がアサ王とともにおられるのを見て、イスラエルのエフライム、マナセ、シメオンの各地から移住した人々を召集しました。 

10. アサ王の即位後十五年目の六月に、人々はみなエルサレムに集まり、 

11. 戦利品の一部である牛七百頭と羊七千頭を、いけにえとして神様にささげました。 

12. そして、先祖の神様だけを礼拝するという契約を結び、 

13. 違反者はだれでも、老若男女の別なく殺される、ということに同意したのです。 

14. 一同はラッパと角笛を吹き、大声で神様への忠誠を誓いました。 

15. こうして、真心を尽くして契約を結び、他のすべてのものにまさって神様を慕い求め、ついに神様と出会うことができたので、だれもが大喜びでした。 神様は国のすみずみにまで平和をお与えになりました。

歴代志下 15