歴代志下 14:7-15 リビングバイブル (JLB)

7.  アサ王は国民に語りました。 「今こそ、要塞の町を建てる時だ。私たちが神様に従ったので、神様が平和を与えていてくださるからだ。 城壁で囲まれ、やぐら、門、かんぬきを備えた要塞の町を築こう。」 国民は計画をみごとに実現しました。

8.  アサ王の率いるユダ軍には、小盾と槍で武装した、三十万のえり抜きの兵士がいました。 また、ベニヤミン軍は二十八万を数え、大盾と弓で武装していました。 両軍とも十分に訓練された勇士ばかりです。 

11.  王は大声で神様に祈りました。 「ああ、神様。 私たちを救えるのは神様だけです。 私たちはこの大軍を前にして、あまりにも無力です。 神様、どうか、お助けください! 神様だけに信頼し、神様の御名によって、この大軍にあたります。 ただの人間に神様を負かすようなことは、させないでください!」

12.  神様はエチオピヤ軍を破ってくださいました。 エチオピヤ人は逃げ、アサ王とユダ軍の勝利です。 

13. ユダ軍は、敗走する敵をゲラルまで追いつめたので、敵は全滅し、生き残った者は一人もいませんでした。 神様とその軍隊が、彼らを滅ぼしたからです。 ユダ軍は山のような戦利品を持ち帰りました。 

14. 勢いをかって、ユダ軍がゲラル周辺のすべての町を攻めると、住民は神様からくる恐れに取りつかれました。 それで、これらの町からも、さらに大量の戦利品をかき集めました。 

15. 町を略奪しただけでなく、家畜のテントもこわし、多くの羊やらくだを奪って、意気揚々とエルサレムに凱旋しました。

歴代志下 14