歴代志下 14:1-13 リビングバイブル (JLB)

1.  アビヤ王はエルサレムに葬られ、息子アサが新しくユダの王となりました。 アサが王になった最初の十年間は、平和が続きました。

2. アサ王が心から神様に従っていたからです。 

3. 王は丘の上の偶像の祭壇を取りこわし、柱を砕き、いまわしいアシェラの偶像を切り倒しました。 

4. そして、全国民に、先祖の神様の教えに従うよう命じたのです。 

5. また、ユダのすべての町から、丘の上にある太陽神の像と香の祭壇を取り払いました。 それで神様は、アサの王国に平和をお与えになったのです。 

6. 王は、国中に、城壁に囲まれた町々を築くことができました。

7.  アサ王は国民に語りました。 「今こそ、要塞の町を建てる時だ。私たちが神様に従ったので、神様が平和を与えていてくださるからだ。 城壁で囲まれ、やぐら、門、かんぬきを備えた要塞の町を築こう。」 国民は計画をみごとに実現しました。

8.  アサ王の率いるユダ軍には、小盾と槍で武装した、三十万のえり抜きの兵士がいました。 また、ベニヤミン軍は二十八万を数え、大盾と弓で武装していました。 両軍とも十分に訓練された勇士ばかりです。 

11.  王は大声で神様に祈りました。 「ああ、神様。 私たちを救えるのは神様だけです。 私たちはこの大軍を前にして、あまりにも無力です。 神様、どうか、お助けください! 神様だけに信頼し、神様の御名によって、この大軍にあたります。 ただの人間に神様を負かすようなことは、させないでください!」

12.  神様はエチオピヤ軍を破ってくださいました。 エチオピヤ人は逃げ、アサ王とユダ軍の勝利です。 

13. ユダ軍は、敗走する敵をゲラルまで追いつめたので、敵は全滅し、生き残った者は一人もいませんでした。 神様とその軍隊が、彼らを滅ぼしたからです。 ユダ軍は山のような戦利品を持ち帰りました。 

歴代志下 14