9. おまえたちは神様の祭司とレビ人を追い出し、代わりに異教の祭司を任命した。 ほかの民族のように、若い雄牛一頭と雄羊七頭を持って来る者を、だれでも祭司として受け入れている。 どこの馬の骨でも、ものも言えない、おまえたちの神の祭司になれるではないか!
10. だが、われわれはイスラエルの神様を信じる。 神様を捨てるようなことはしなかったのだ。 それに、アロンの直系の子孫だけが祭司で、その働きを助けるのはレビ人だけだ。
11. 彼らは朝夕、完全に焼き尽くすいけにえを神様にささげ、かおりの高い香をたき、供えのパンを聖い机の上に置いている。 金の燭台には、毎晩、火がともされている。 このように、われわれは神様の教えを注意深く守っているが、おまえたちは神様を捨ててしまった。
12. これではっきりわかるように、神様はわれわれとともにおられ、導いておられる。 しかも、神様に仕える祭司たちは、進軍ラッパを吹き鳴らして、われわれをおまえたちと戦わせようとしている。 ああ、イスラエル軍よ。 先祖の神様と戦ってはならない! とうてい勝ち目はないのだから。」
17. その日、ユダの人々は、イスラエルのえり抜きの兵士五十万人を殺しました。
20. イスラエルの王ヤロブアムは、アビヤ王が生きている間は勢力を挽回することができず、ついに、神様に打たれて死にました。
21. そうする間に、ユダの王アビヤは力を増し、十四人の妻をめとり、二十二人の息子と十六人の娘をもうけました。
22. アビヤ王の言行のすべては、預言者イドの書いた『ユダ史』に記されています。