歴代志下 13:1-2-18-19 リビングバイブル (JLB)

1-2. アビヤは、イスラエルの王ヤロブアムの即位後十八年目に、エルサレムで、ユダの新しい王となりました。 彼は三年のあいだ王位にあり、母はギブア出身のウリエルの娘ミカヤでした。彼が王になって間もなく、ユダとイスラエルとの間に戦争がありました。 

10.  だが、われわれはイスラエルの神様を信じる。 神様を捨てるようなことはしなかったのだ。 それに、アロンの直系の子孫だけが祭司で、その働きを助けるのはレビ人だけだ。 

11. 彼らは朝夕、完全に焼き尽くすいけにえを神様にささげ、かおりの高い香をたき、供えのパンを聖い机の上に置いている。 金の燭台には、毎晩、火がともされている。 このように、われわれは神様の教えを注意深く守っているが、おまえたちは神様を捨ててしまった。 

12. これではっきりわかるように、神様はわれわれとともにおられ、導いておられる。 しかも、神様に仕える祭司たちは、進軍ラッパを吹き鳴らして、われわれをおまえたちと戦わせようとしている。 ああ、イスラエル軍よ。 先祖の神様と戦ってはならない! とうてい勝ち目はないのだから。」

13-14. ところで、ヤロブアム王は、こっそり伏兵を相手の背後に回らせたので、ユダ軍は敵にはさまれてしまいました。 それを知ったユダの人々は、大声で神様のあわれみを求め、祭司たちはラッパを吹き鳴らし、 

15-16. いっせいに、ときの声をあげたのです。 すると、急に戦いの流れが変わって、アビヤ王とユダ軍は優勢になりました。 

17. その日、ユダの人々は、イスラエルのえり抜きの兵士五十万人を殺しました。

18-19. こうしてユダは、先祖の神様に信頼して、イスラエルを破り、ヤロブアム王の軍勢を追い散らし、その支配下にあったベテル、エシャナ、エフラインの町、それに周辺の村々を占領しました。 

歴代志下 13