2. その時、神様は預言者シェマヤに命じました。
3. 「さあ、行って、ソロモンの子であるユダの王レハブアムと、ユダとベニヤミンの人々に伝えよ。
4. 『神様のお告げだ。 兄弟と戦ってはならない。 みんな家へ帰れ。 彼らの反逆は、わたしが仕向けたものだ。』」 人々は、この神様のことばを聞いて、ヤロブアムと戦うことをやめました。
13-14. ところで、他の諸部族出身の祭司とレビ人も、家を離れて、ユダとエルサレムに移って来ました。 ヤロブアム王が、彼らの祭司職を取り上げたからです。
15. ヤロブアム王は別に祭司を任命して、国民に偶像礼拝をけしかけ、自ら丘の上に築いた、雄やぎや子牛の像にいけにえをささげさせました。
16. そのため、イスラエル全国から、神様だけを信じる人々がエルサレムに移って来たのです。 エルサレムなら、自由に先祖の神様を礼拝し、いけにえをささげることができます。
17. その結果、ユダ王国は強くなり、三年間は、たいした困難もなく過ぎました。 この間、ダビデ王とソロモン王にならい、真剣に神様に従おうと努力がはらわれたからです。
18. レハブアム王は、いとこのマハラテと結婚しました。 彼女は、ダビデの子エリモテと、ダビデの兄弟エリアブの娘アビハイルとの間にできた娘です。
19. この結婚によって、エウシュ、シェマルヤ、ザハムの三人の息子が生まれました。