7. この人口調査のことで、神様も不きげんになり、イスラエルに罰をお加えになったのです。
8. 王は神様におわびしました。 「私は罪を犯しました。 どうかお赦しください。 自分のしたことがどんなにまちがっていたか、今、わかりました。」
9. そこで神様は、王の相談役である預言者ガドにお語りになりました。
12. 三年間のききんか、三か月のあいだ敵に苦しめられることか、それとも、御使いが国中を荒らして、三日間おそろしい伝染病に悩まされることかだ。 よく考えて、私をお遣わしになった方に何と答えるか、決めてもらいたい。』」
13. 王は答えました。 「一つを選ぶのは、なんともつらいことです。どうか、私を人の手にではなく、神様の御手に陥らせてください。神様の思いやりは深いからです。」
14. 神様はイスラエルに伝染病を下されたので、七万人が死にました。
15. 病気が猛威をふるっている時、神様は一人の御使いを送って、エルサレムを滅ぼそうとなさいました。 ところが、神様はかわいそうに思って考えを変え、御使いに、「もう十分だ。 手を引け」とお命じになったのです。 御使いはその時、エブス人オルナンの打穀場に立っていました。
16. 王は、御使いが抜き身の剣をエルサレムの方に差し伸べ、天と地の間に立っているのを見ました。 そこで、その場に居合わせたイスラエルの長老とともに、荒布をまとい、地にひれ伏したのです。
17. ダビデ王は神様に願いました。 「人口調査の命令を出して罪を犯したのは、この私です。 国民が何をしたというのでしょう。 神様、私と私の家族を滅ぼしても、国民は滅ぼさないでください。」