歴代志上 19:1-5 リビングバイブル (JLB)

1.  アモンの王ナハシュが死に、息子ハヌンが新しく王となりました。

2-3. その時、ダビデ王は言いました。 「彼の父はずいぶん親切にしてくれた。 その礼に、ハヌンに友好の使者を送ろう。」こうして、弔問の使者を立てました。 ところが、使者が着くと、ハヌン王の側近はこう警告したのです。 「ダビデが父君に敬意を表してこの者らをよこした、などとお考えになってはなりません。 きっと、この地を征服しようと、探りに来たのです。」

4.  そこでハヌン王は、使者たちのひげをそり落とし、服を半分切り取って腰が丸見えになるようにし、さんざん侮辱した上で追い返しました。 

5. 事のいきさつを知ったダビデ王は、ひどい目に会った一行に、ひげが伸びるまでエリコにとどまるように、と伝えました。 

17-18. この知らせが届くと、ダビデ王はイスラエル中の男子を動員し、ヨルダン川を渡って、敵軍と対戦しました。 結果は、またもやシリヤ軍の大敗北です。 ダビデ王はシリヤ軍の戦車兵七千と歩兵四万を討ち取り、さらに最高司令官ショファクを殺しました。 

歴代志上 19