歴代志上 12:1-19 リビングバイブル (JLB)

1.  次に、サウル王を避け、ツィケラグに逃げていたダビデのもとに、馳せ参じた勇士たちを紹介しましょう。 

2. 彼らはみな右手も左手も同じように使うことができ、弓と石投げの名手で、サウル王のように、ベニヤミン部族の出身でした。

14.  彼らは軍の司令官で、いちばん弱い者でも普通の兵士百人に匹敵し、強い者ともなると千人にも匹敵しました。 

15. 彼らはヨルダン川の水があふれる時に川を渡って、両岸の低地を占領したことがあります。

16.  ほかに、ベニヤミンとユダの各部族からも、ダビデのもとへ集まった人々があります。 

17. ダビデは彼らを迎えに出て言いました。「私を助けに来てくれたのなら、私たちはこれから友人だ。 しかし、もし罪のない私を敵に売り渡すために来たのなら、ご先祖の神様が報復してくださるように。」

18.  そのとき聖霊が彼らに臨み、三十人勇士の一人アマサイが答えました。「ダビデ様。 私たちは味方です。エッサイの子よ。 私たちは家来になります。あなた様と、あなた様を助けるすべての者に、平安がありますように。神様が共におられるからです。」ダビデは彼らを味方に加え、隊長に取り立てました。

19.  マナセ部族出身の幾人かも、ダビデがペリシテ人の仲間になって、サウル王との戦いに出て行った時、イスラエル軍を離れてダビデのもとへ参じました。 ところが、いざという時になって、ペリシテ人の将軍たちは、ダビデの部隊が戦闘に加わることを拒んだのです。 激論の末、ペリシテ人はダビデの部隊を送り返しました。 ダビデとその部下がサウル王に寝返って、自分たちを窮地に陥れるのではないか、と恐れたからです。

歴代志上 12