歴代志上 11:9-26-47 リビングバイブル (JLB)

10.  次に、ダビデ王の勇士の中で最も勇敢であった人々を紹介しましょう。 この面々は、神様の命令どおり、イスラエルの指導者たちを助けて、ダビデをイスラエルの王としました。

11.  まず、ハクモニ人の子ヤショブアムは、三大勇士の筆頭でした。彼は、一度に槍で三百人を殺したことがあります。

12.  三大勇士の第二は、アホアハ氏族に属するドドの子エルアザルです。 

13. 彼はペリシテ人と戦った時、王とともにパス・ダミムにいました。 大麦畑に隠れていたイスラエル軍が逃げ出そうとした時、

14. 最後まで踏みとどまり、とうとう味方を立ち直らせ、ペリシテ人を殺しました。 こうして神様は、イスラエルに大勝利をもたらしてくださったのです。

15.  ある時、三十人勇士のうちのこの三人は、アドラムのほら穴に身をひそめていたダビデ王のもとに来ました。 ペリシテ人はレファイムの谷に陣を張っていましたが、 

16. その時、ダビデ王は要害にいたのです。 ペリシテ人の前哨部隊はベツレヘムを占領していました。 

17. ふと王が、ベツレヘムの門の中にある井戸の水を飲みたいと、家来にもらした時、 

20.  ヨアブの兄弟アブシャイは、三十人勇士の指揮官でした。 彼は、一度に槍で三百人を殺し、三十人勇士の仲間に入りました。 

21. その評判は三十人勇士のうち第一でしたが、三大勇士には及びませんでした。

22.  カブツェエル出身の大勇士を父に持つベナヤは、名うてのモアブの巨人二人を殺しました。 また、雪の降る日に、すべりやすい穴に降りて行き、ライオンをしとめました。 

23. ある時などは、機織棒のように太い槍を持った、身長二メートル半もあるエジプト人を殺しました。 そのとき彼は、たった一本の杖を手に、相手に近づき、ひったくった槍で刺し殺したのです。 

歴代志上 11