34. すると、神の霊がギデオンをとらえたので、ギデオンが召集ラッパを吹き鳴らすと、アビエゼルの男どもが結集しました。
35. マナセ、アシェル、ゼブルン、ナフタリにも使者を送り、戦士を募ると、どこもかしこもみな応じてくれました。
36. ギデオンは神様に願い出ました。 「お約束どおり、イスラエルを救うために私を立ててくださるおつもりなら、
37. 証拠を見せていただきたいのです。 今夜、打ち場に羊の毛を置いておきます。 もし明日の朝、羊の毛だけが露でしめり、土がかわいているなら、神様がついていてくださるんだと確信できるんですが。」
38. すると、そのとおりのことが起こったのです。 明くる朝はやく起きて羊の毛をしぼると、鉢いっぱいの水がしたたり落ちたのです。
39. ギデオンはまた神様に申し上げました。 「どうか、お怒りにならないでください。 もう一度だけ試させていただきたいのです。 今度は反対に、羊の毛だけをかわかして、地面全体をしめらせてください。」
40. 神様はギデオンの願いどおりにしてくださいました。 その夜、羊の毛はかわいたままで、地面は露でおおわれたのです。