士師記 19:20-24 リビングバイブル (JLB)

20.  「お気づかいは無用ですぞ。 わしの家にお泊まりなされ。 こんな所に野宿してはいかん。 えらくぶっそうでな。」

21.  老人は一行を自宅に案内しました。 ろばにたっぷり秣をやったあと、共に食卓を囲みました。 

22. 夕食の席がしだいにはなやいできた時、変質者の一団が家を取り囲み、戸をたたき始めたのです。 連中は大声で、「おまえんとこに泊まった男を出せ。 いっちょ、もんでやろうじゃないか」とどなります。 

23. 老人は外へ出て、彼らと話し合いました。「そんな卑劣なまねはよしなされ。 あの方はわしの客人だ。 

24. 代わりに、わしのところの生娘と客人の奥さんを差し出すが、どうだ。 いま二人を連れて来るから、お好きなようになさるがいい。 ただし、客人には指一本ふれてくれるな。」

士師記 19