2. ある日、彼は母親に言いました。 「盗まれたと思って、お母さんがしきりに呪っておられた三十万円のことだけど、実はあれ、私が盗んだんです。」すると母親は、「よく正直に話してくれたね。 神様が祝福してくださるよ」と答えたのです。
3. ミカはその金を母親に返しました。「おまえの名誉のためにも、このお金を神様にささげるよ。 これでおまえのために彫像を作り、銀を張ってもらおうね。」
6. 当時イスラエルには王がなく、各人各様、思いのままに、正しいと思うことを行なっていたのです。
9. ミカは、「どちらからお越しですか」と尋ねました。「ユダのベツレヘムからまいった祭司です。 どこか住むのによい所はないものかと、旅しております。」
12. ミカはおかかえ祭司を得たのです。
13. 「私は今、神様からほんとうに祝福していただいた。 正真正銘の祭司がいるんだ。」 彼は感激して言いました。