1. イスラエル人はまたもや、ほかの神々を拝む罪を犯しました。 それで神様は、イスラエルをペリシテ人が征服するにまかせたので、四十年間もその支配下に置かれることになりました。
2-3. ある日のこと、神様の使いが、ツォルアに住む、ダン部族のマノアの妻に現われました。 彼女は子宝に恵まれない女でしたが、御使いはこう告げたのです。 「おまえには長いこと子供ができなかったが、まもなくみごもり、男の子を産む。
4. いいかね、ぶどう酒や強い酒を飲んではいけないよ。 それに、おきてで禁じられている食べ物も口にしないように。
5. 生まれて来る子の頭には、かみそりを当ててはならない。 その子は、神様に仕えるナジル人として、生まれた時から特別にきよめられているんだ。 やがてその子は、イスラエルをペリシテ人から救い出すことになるだろう。」
13-14. 「おまえの妻に命じておいたことを、きちんと守ればよろしい。彼女は、ぶどうも干しぶどうも食べてはならない。 ぶどう酒も強い酒も口にせず、おきてで禁じられている物も食べないことだ。」