士師記 10:2-16 リビングバイブル (JLB)

2. 彼は二十三年間、士師としてイスラエルを治めました。 

3. 彼が世を去ってシャミルに葬られると、ギルアデ出身のヤイルが後継者となり、二十二年間イスラエルを治めました。 

4. ヤイルの三十人の息子は、三十頭のろばを乗り回し、ギルアデにある三十の町を所有していました。それは今でも、「ヤイルの町」と呼ばれています。 

5. ヤイルは死後、カモンに葬られました。

6.  するとまたもや、イスラエル国民は神様から離れ、バアルやアシュタロテといった異教の神々を拝み、シリヤ、シドン、モアブ、アモン、ペリシテの神々に仕えるようになりました。 そればかりか、神様を礼拝することなど、きれいさっぱりやめてしまったのです。 

9. さらにユダ、ベニヤミン、エフライムにまで攻撃の手を伸ばしました。 アモン人がヨルダン川を渡り、イスラエルに踏み込んだのです。 攻撃は十八年間も続きました。 

10. ついにイスラエル人はたまりかね、神様に救いを求めました。「私たちはとんでもない罪を犯しました。 自分たちの神様を捨てて、偶像を拝んでおりました」と、罪を告白したのです。

13. それなのに、おまえたちはわたしを捨て、性懲りもなくほかの神々を拝んでいる。 勝手にするがいい。 もう助けてやらん。 

14. 行って、新しく選んだ神々にでも助けてもらえ。」

15.  それでも人々は、神様に助けを求め続けました。 「私たちが悪うございました。 どうぞ存分に罰してください。 ただ、もう一度だけ敵の手から救い出していただきたいのです。」

16.  彼らは外国の神々を取り除き、ひたすら神様を礼拝しました。 それで神様も、かわいそうにお思いになったのです。 

士師記 10