1. どうして、純金は光沢を失ったのでしょうか。 それを埋め込んだ神殿の壁がくずれ落ち、道ばたに散らかったからです。
2. 純金であるはずの若者が、土器のように取り扱われています。
5. 味にうるさい美食家たちも、口に入る物ならなんでも恵んでくださいと、路上で物乞いしています。 宮殿育ちの貴族までが、ごみ捨て場をあさります。
6. それというのも、イスラエルの罪は、あっという間に人手によらず滅んだソドムの罪より大きいからです。
7. 上流階級の人たちは、ほっそりしているが日に焼け、見るからに健康そうで、最高の人種ともいうべき人たちでした。
8. それが今では、顔はすすけたように真っ黒です。 町の中にいても見分けがつきません。 皮膚はかさかさに乾いてしなび、骨にくっついています。
9. 剣でひと思いに殺される者は、飢えのためじわじわ死に追いつめられる者よりはるかにましです。
10. 心のやさしい女でさえ、生きのびるためには自分の腹を痛めた子供を食べました。
11. こうして神様は怒りをぶちまけ、激しい憤りは、ぜんぶ出し尽くされました。 神様がエルサレムに放った火は、その土台まで焼き尽くしました。