哀歌 3:51-64 リビングバイブル (JLB)

51. 胸は、エルサレムの娘たちの災難を知って、張り裂けんばかりです。

52. 今までに一度もこちらから害を加えたことのない敵が、まるで鳥をねらうように、私を追いかけました。 

53. 彼らは私を井戸に放り込み、大きな石でふたをしたのです。 

54. 水が頭の上まで来たので、これで終わりだ、と思いました。 

55. しかし神様。 私は井戸の底から、神様の名を呼びました。 

56. すると、神様はその叫びを聞いてくださいました。 私の訴えに耳を傾け、私の泣き声をお聞きになったのです。 

57. 私の絶望の声を聞いて近づき、恐れてはいけない、と語りかけました。

58. 私の弁護士である神様、私を弁護してください。 神様が私のいのちを買い戻してくださったからです。 

59. 神様は、敵が私にどんなに悪いことをしたかをご覧になりました。 裁判官になって、私の身の潔白を証明してください。 

60. 神様は、敵がたくらんださまざまの陰謀をご覧になり、 

61. 聞くに耐えない名前で私を呼んだのをご存じです。 

62. また、私について言っていることと、ひそひそ声で相談している計画をご存じです。 

63. 私の失脚を謀って、あざ笑い、はしゃいで歌っている様子をご覧ください。

64. 神様、彼らのしたすべての悪に、たっぷり報いてください。 

哀歌 3