哀歌 3:48-49-63 リビングバイブル (JLB)

5. 神様は私の前にとりでを築き、苦しみと悩みで私を取り囲みました。 

6. 私を、ずっと前に死んだ者のように、暗がりに埋めました。

7. 神様が閉じ込めたので、どんなにもがいても逃げられません。 神様は私を重い鎖でつなぎました。 

8. 私がどんなに声を張り上げても、神様は祈りを聞こうともしません。 

9. 私は、高い崖が周囲にそそり立つ場所に閉じ込められ、どんなに急いでも、回り道ばかりして先へ進めません。

48-49. 同胞が滅んでいくので、昼となく夜となく、私の目から涙があふれ落ちます。 

50. ああ、神様が天から見下ろして、私の叫びに答えてくださるとよいのに。 

51. 胸は、エルサレムの娘たちの災難を知って、張り裂けんばかりです。

52. 今までに一度もこちらから害を加えたことのない敵が、まるで鳥をねらうように、私を追いかけました。 

53. 彼らは私を井戸に放り込み、大きな石でふたをしたのです。 

54. 水が頭の上まで来たので、これで終わりだ、と思いました。 

55. しかし神様。 私は井戸の底から、神様の名を呼びました。 

56. すると、神様はその叫びを聞いてくださいました。 私の訴えに耳を傾け、私の泣き声をお聞きになったのです。 

57. 私の絶望の声を聞いて近づき、恐れてはいけない、と語りかけました。

58. 私の弁護士である神様、私を弁護してください。 神様が私のいのちを買い戻してくださったからです。 

59. 神様は、敵が私にどんなに悪いことをしたかをご覧になりました。 裁判官になって、私の身の潔白を証明してください。 

60. 神様は、敵がたくらんださまざまの陰謀をご覧になり、 

61. 聞くに耐えない名前で私を呼んだのをご存じです。 

62. また、私について言っていることと、ひそひそ声で相談している計画をご存じです。 

63. 私の失脚を謀って、あざ笑い、はしゃいで歌っている様子をご覧ください。

哀歌 3