2-3. 「野獣と鳥と魚はみな、おまえたちを恐れるようになるだろう。 おまえたちは動物を治めるのだ。 穀物と野菜のほかに動物も食用としてかまわない。
20-21. さて、ノアは農夫となり、ぶどうを栽培して、ぶどう酒をつくるようになりました。 ある日、彼はぐでんぐでんに酔っ払い、裸のままテントの中で寝込んでしまいました。
22. ところが、それをカナンの父ハムが見たのです。 彼はあわてて外に飛び出し、二人の兄に、父親が裸で寝ていると話しました。
23. 話を聞いたセムとヤペテは父の服を取りに行きました。 その服を自分たちの肩にかけ、二人並んでうしろ向きのままそろそろテントに入りました。 そして、父親の裸を見ないように注意しながら、服をずり落とし、体にかけたのです。
24-25. ノアは酔いがさめて起き上がると、とっさに何があったのか悟りました。 末息子のハムがしたことを知った時、彼はのろいのことばを吐きました。「カナン人〔ハムの息子カナンから出た民族〕はのろわれよ。セムとヤペテの奴隷になり下がれ。」