創世記 41:23-33 リビングバイブル (JLB)

23. そのあと同じ茎から、やせた実のない穂が七つ出て来た。 

24. そしてやせた穂が、実のはいったやつをのみ込んでしまった。 この話を魔術師どもにしたのだが、満足に説明できる者は一人もおらん。」

25.  「夢は二つとも同じ意味でございます。 神様が、これからエジプトでなさろうとしていることを、お告げになったのです。 

26. 七頭の太った雌牛と、実のよくはいった七つの穂はどちらも、これから七年のあいだ豊作が続くということです。 

27. 七頭のやせた雌牛と七つのしおれた実のない穂は、その七年間の豊作のあと、七年間ききんが続くことを表わしています。

28.  神様は、今からしようとしておられることを、そのように王様に示されたのです。 

29. これから七年間は、エジプトの国中が豊かな繁栄を楽しむ時となりましょう。 

30. しかしそのあと、七年間のききんに見舞われます。 以前の繁栄がすっかり忘れられ、あとかたもなくなるほどの大ききんです。 国土はすっかり荒れ果て、 

31. あまりのひどさに、豊作の年があったことなど、信じられなくなるでしょう。

32. 同じ夢を二度ご覧になったのは、今お話ししたことが間違いなく起こる証拠です。 神様がそうお決めになったからには、すぐ夢のとおりになります。 

33. あまり猶予はありません。 さっそくエジプト一の人材を捜して、国全体の農業計画を管理させたらよろしいかと存じます。 

創世記 41