創世記 39:7-11 リビングバイブル (JLB)

7.  そのころ、困ったことが持ち上がりました。 事もあろうに、ポティファルの妻がヨセフに目をつけたのです。 いっしょに寝ようと、うるさく誘いかけます。

8.  しかし、ヨセフは耳も貸しません。 「だんな様は家のこといっさいを私にお任せになりました。 

9. 家では、私のすることに、決して口出ししたり、指図したりなさいません。 何もかも私の自由にさせてくださいます。 ただ奥様だけは別ですが……。 これほどまでにしていただいて、どうして、そんな大それたことができましょう。 だんな様ばかりか、神様にまで背くことなんかできません。」

10.  ところが、彼女はあきらめません。 毎日毎日しつこく言い寄り、ヨセフが相手にしないと、なんとか彼の気を引こうとやっきになるのでした。 

11. そんなある日のこと、ヨセフは家で仕事をしていました。 たまたま回りにはだれもいません。 この時とばかり彼女がやって来て、ヨセフの袖をつかみました。 

創世記 39