1. そのころ、ユダは家を出てアドラムに移り、ヒラという男といっしょに住むことになりました。
2. そこでカナン人シュアの娘を見そめ、結婚したのです。
6. 長男エルが成人すると、ユダはタマルという娘と結婚させました。
7. ところが、エルはひねくれ者で神様の怒りを買い、いのちを落としてしまったのです。
8. ユダは弟のオナンに言いました。 「おまえはタマルと結婚しなければいけない。 それが、兄に先立たれた弟の義務なんだ。 そうして子供ができたら、兄の跡を継がせるのだ。」
9. しかしオナンは、自分の子として育てられないような子供なら、いらないと思いました。 それで、結婚はしましたが、いっしょに寝る時はいつも、子供ができないようにベッドの上に射精してしまうのです。 兄のものになる子供を産ませたくなかったのです。
10. 神様がそんなことをお赦しになるはずはありません。 結局、彼もいのちを落としてしまいました。