1. ヤコブの一行は旅を続けました。 すると神様の使いたちが現われたのです。
2. ヤコブはその姿を見ると、「神様はここにおられる」と叫び、そこを「神の領地」と名づけました。
3. さてヤコブは、セイルの地エドムにいる兄のエサウに使いをやり、こう言わせました。
4. 「兄さん、おひさしぶりです。 ヤコブです。長いことごぶさたしましたが、お変わりありませんか。 私は最近までラバン伯父さんのもとに身を寄せていました。
13-15. その夜はそこに泊まり、兄エサウへの贈り物を用意しました。雌やぎ二百頭雄やぎ二十頭雌羊二百頭雄羊二十頭乳らくだ三十頭とその子雌牛四十頭雄牛十頭雌ろば二十頭雄ろば十頭
22-24. しかし、やはり心配でなかなか眠れません。 まだ夜中だというのに起き出し、二人の妻と二人のそばめ、それに十一人の子供を起こしました。 家族を連れてヨルダン川を越え、無事にヤボクの渡しを渡り終えるのを見届けると、もう一度テントに戻りました。 もう全く一人きりです。 と、そこへ一人の人が現われたではありませんか。 二人は明け方まで格闘を続けました。