4. こうして、ヤコブはビルハをそばめとしました。
5. やがてビルハは男の子を産みました。
6. ラケルは、「神様は正義を行なってくださったわ。 願いどおり息子を下さったのですもの」と言って、その子をダン〔「正義」の意〕と名づけました。
7. ラケルの召使ビルハは、二人目の男の子を産みました。
8. ラケルは、「死に物狂いの争いだったけど、とうとう姉さんに勝ったわ」と言って、その子をナフタリ〔「争い」の意〕と名づけました。
9. 一方レアは、もう子供が産めなくなったので、召使のジルパをヤコブのそばめにしました。
39-40. そうしておくと、白いすじのある枝を見ながら交尾することになります。 その結果、ぶちや、すじのある子が生まれるのです。 それはみな、ヤコブのものになりました。 次に、ラバンの群れから雌羊を取り出し、自分の黒い雄羊とだけ交尾させるようにしました。 ヤコブの群れは増える一方です。
41. そればかりではありません。 彼は、力の強そうなのが交尾している時は、皮をむいた枝をそばに置き、
42. 弱そうなのが来た時は、置かないようにしたのです。 それで、あまり丈夫でない子羊はラバンのものとなり、丈夫なのはヤコブのものとなりました。