1. そこで、イサクはヤコブを呼び寄せ、祝福して言いました。
2. 「おまえはカナン人の女と結婚してはいけないよ。 パダン・アラムに、ベトエルといってな、おまえのおじいさんの家がある。 そこへすぐ行きなさい。 ラバン伯父さんのところの娘と結婚するのだ。
3. 全能の神様がおまえを祝福し、たくさんの子供を授けてくださるように。 たくさんの部族を持つ大きな国にしてくださるように。
4. おじいさんのアブラハムに約束されたすばらしい祝福が、おまえと子孫に受け継がれるように。 わしらは今ここでは外国人だが、おまえの代にこの地を手に入れることができるように祈る。 神様がおじいさんに約束されたようにな。」
5. こうしてイサクは、ヤコブをパダン・アラムのラバンのもとへやりました。 アラム人ベトエルの息子ラバンは、リベカの兄で、ヤコブには伯父にあたります。
16-17. そこで目が覚めました。 「神様はここにもおられる。 知らないうちに神様の家に入り込んでいたのだ。 ここは恐れ多くも天国への入口なのだ。」 ヤコブはこわくなって思わず叫びました。