創世記 26:5-13 リビングバイブル (JLB)

5. それもみな、アブラハムがわたしの命令とおきてに従ったからだ。」

6.  イサクはゲラルに滞在することにしました。 

7. それはいいのですが、リベカはどうしたものでしょう。 町の男たちに何と説明したらいいでしょう。 思案のあげく、「あれは妹ですよ」と言うことにしました。 もし妻だと言えば、だれかが彼女に目をつけ、手に入れたいと思った時、自分が殺されるかもしれません。 それほどリベカは美しかったのです。 

8. それからしばらくしてのことです。 ペリシテ人の王アビメレクは、たまたま、イサクがリベカを愛撫しているのを、窓越しに見てしまいました。

9.  アビメレク王はすぐさまイサクを呼びつけました。 「あの女はおまえの妻だな。 なぜ妹だなどと嘘をついたっ!」「いのちが惜しかったのです。 だれかが私を殺して妻を奪おうとするんじゃないかと、心配で心配で……。」

10.  「全く、よくもあんな嘘がつけたものだ。 もしだれかが暴行を加えでもしたら、どうするつもりだったのか。 そうなったら、さばかれるのはわれわれのほうだからな。」 

11. そこでアビメレク王は布告を出しました。 「この者とその妻とに危害を加える者は死刑に処す。」

12.  その年、イサクの畑は大豊作でした。 まいた種の百倍も収穫があったのです。 まさに神様の祝福のおかげです。 

13. それからは裕福になる一方で、たちまち大金持ちになりました。 

創世記 26