5. アブラハムは全財産をイサクに譲りました。
6. しかし、そばめの子供たちを放っておいたわけではありません。 それぞれに贈り物を与えて東の国へ行かせ、イサクから遠く引き離したのです。
11. アブラハムの死後、神様の祝福はイサクに向けられました。 イサクはネゲブのベエル・ラハイ・ロイの近くに移りました。
16. この十二人は十二部族の先祖となり、各部族には、めいめいの名がつけられました。
17. イシュマエルは百三十七歳で死に、先に死んだ者の仲間入りをしました。
18. イシュマエルの子供たちは、東はハビラから、西はエジプトとの国境を北東のアッシリヤ方面に少し行ったシュルに至る地域に住み、兄弟同士で戦争に明け暮れていました。
19. イサクの子供たちはどうでしょう。
20. イサクが、パダン・アラムに住むアラム人ベトエルの娘で、ラバンの妹リベカと結婚したのは、四十歳の時でした。
21. イサクは、リベカに子供ができるようにと、神様に祈りました。 結婚して何年もたつのに、なかなか子供ができなかったからです。 ようやく彼女は妊娠しました。
22. ところが、まるで二人の子供がお腹の中でけんかしているような痛さなのです。「とてもつらくて、我慢できないわ」と、リベカはこぼしました。あまりの痛さに、どうなることかと心配で、神様に祈ったほどです。
23. 神様の答えはこうでした。 「おまえのお腹にいる二人の子供は、二つの国となり、互いにライバルとなる。 そして一方がより強くなり、兄は弟に仕える。」
24. 言われたとおり、ふたごが生まれました。