創世記 25:24-31 リビングバイブル (JLB)

24.  言われたとおり、ふたごが生まれました。 

25. 最初の子は体中が赤い毛でおおわれ、まるで毛皮を着ているみたいだったので、エサウ〔「毛」の意〕と名づけました。 

26. 次に生まれた弟はエサウのかかとをつかんでいました。 そこでヤコブ〔「つかむ人」の意〕と呼ばれました。 ふたごが生まれた時、イサクは六十歳でした。

27.  やがて子供たちは成長し、エサウは腕のいい猟師となりましたが、ヤコブのほうは穏やかな性格で、家にいるのが好きでした。 

28. イサクのお気に入りはエサウです。 鹿の肉をよく持って来たからです。リベカはヤコブのほうをかわいがりました。

29.  ある日ヤコブがシチューを作っていると、エサウが疲れきった様子で猟から帰って来ました。

30.  「あーあ、腹ぺこで死にそうだ。 その赤いやつを一口くれよ。」このことから、エサウは「エドム」〔「赤い物」の意〕とあだ名されるようになりました。

31.  「ああ、いいよ。 兄さんの持ってる長男の権利と引き換えならな。」

創世記 25