3. ところがその夜、神様が夢で王に現われました。 「おまえは夫のある女を召し入れた。 いのちはないものと思え。」
4. しかしアビメレクは、まだ彼女と床を共にしてはいませんでした。「神様、それはとんだぬれ衣です。
5. 妹だと言ったのは、あの男のほうですよ。 それに彼女自身も、『ええ、彼は兄です』と言ったんです。 私にはやましい気持ちなどみじんもありませんでした。」
6. 「それはよくわかっている。 だから、おまえが罪を犯さないようにしてやったのだ。 彼女に指一本ふれさせないように、わたしが仕向けたのだ。