創世記 2:14-25 リビングバイブル (JLB)

14. 第三がティグリス川で、アシュルの町の東側を流れていました。 そして第四がユーフラテス川です。

15.  神様は、人をエデンの園の番人にし、その管理を任せました。

16-17. ただし、一つだけきびしい注意がありました。 「園の果物はどれでも食べてかまわない。 だが『良心の木』の実だけは絶対にいけない。 それを食べると、正しいこととまちがったこと、よいことと悪いことの区別について、自分勝手な判断を下すようになるからだ。そんなことになったら、必ず死ぬ。」

18.  ところで、神様はこう考えました。 「どうも人が一人でいるのはよくない。 彼を助ける者がいなくては。」 

19-20. そこで、土からあらゆる種類の動物と鳥を造り、アダムのところへ連れて来て、名前をつけさせました。 それぞれみな、アダムがつけたとおりの名前をもらいましたが、アダムの助けになるようなものは見あたりません。

21. そこでアダムをぐっすり眠らせ、その体から肋骨を一本取り出すことにしました。 取ったあとをきちんとふさぐと、 

22. その骨で女を造り、彼のところへ連れて来ました。

23.  「ああ、これならぴったりです!」 アダムは思わず叫びました。 「まさに私の半身です。 そうだ、『男』から造ったのだから、『女』と呼ぶことにしますよ(一種の語呂合わせ。ヘブル語では男をイーシュ、女をイシャーと言う)。」 

24. 人が両親のもとを離れて妻と結ばれ、二人が一体となるのは、こうした背景があるからです。 

25. ところで、この時にはまだ、二人とも裸でした。 それでも別に気まずい思いもせず、恥ずかしくもありませんでした。

創世記 2