16. このあと三人は腰を上げ、ソドムに向かいました。 アブラハムは見送りかたがた、途中までいっしょに歩いて行きました。
17. その時、神様は考えました。 「わたしの計画を、アブラハムに隠しておいて、いいだろうか。
18. アブラハムの子孫は大きな国になるのだし、世界中の国々が彼のおかげで祝福を受ける。
19. それに、わたしがこの男を選んで、神を敬う、正しく善良な者たちを起こそうとしたのだ。 約束は守らなければならない。」
20. そこで神様は、アブラハムに打ち明けました。 「ソドムとゴモラの住民が、すっかり悪に染まってしまったそうだ。 ずいぶんひどい事をしているという。