2. 人口がしだいに増えると、人々は東の方に移って行きました。 こうしてバビロンの地に平原を見つけ、大ぜいの人がそこに住みついたのです。
3-4. やがて大都市を建設しようという話が持ち上がりました。 永遠に残る記念碑として、天にも届くような塔の神殿を造り、自分たちの力を見せてやろうというのです。「こうやって一致団結すれば、あちこちに散らされる心配もなくなるというものだ。」 そう豪語すると、人々はよく焼いた堅いれんがをうずたかく積み上げ、アスファルトを集めてモルタル代わりにしました。
5. 神様は降りて来て、人間どもが造っている町と塔をご覧になりました。
6. 「いやはや、なんということだ。 同じことばを使い、政治的にも一致して事にあたれば、人間はこれだけの事をやすやすとやり遂げてしまう。 この分だと、あとでどんな事をしでかすか、わかったものじゃない。 何でもやってのけるだろう。
7. こうなったら地上へ降りて行って、彼らが違ったことばを話すようにしてしまおう。 そうすれば、互いに何を言っているかわからなくなる。」
20-21. レウはセルグが生まれたとき三十二歳で、その後も大ぜいの息子、娘に恵まれて、二百七年生き長らえました。
22-23. セルグは息子のナホルが生まれたとき三十歳で、その後も大ぜいの息子、娘に恵まれて、二百年生き長らえました。
24-25. ナホルは息子テラが生まれたとき二十九歳で、その後も百十九年生き、大ぜいの息子、娘に恵まれました。