2. 地球はまだ形が定まらずやみにおおわれた氷の上を、さらに神様の霊がおおっていました。
3. 「光よ、輝け」と神様が命じました。 すると光がさっと輝いたのです。
6. 「ガスは上下に分かれ、空と海になれ」と、神様が命じました。
13. 三日目はこれで全部です。
16. こうして、地を照らす太陽と月ができました。 太陽は月よりも大きく明るいので昼を、月は夜を受け持ちます。 この二つのほかにも、無数の星が造られました。
17. 神様はそれをみな空にちりばめ、地を照らさせたのです。
18. こうして昼と夜の分担を決め、光とやみとを区別し終えると、神様は満足なさいました。
19. ここまでが四日目の出来事です。
20. 神様はまた命じました。 「海は魚やその他の生き物であふれ、空はあらゆる種類の鳥でいっぱいになれ。」
21-22. 神様は海に住む大きな哺乳動物をはじめ、あらゆる種類の魚と鳥を造りました。 みなすばらしいものばかりです。 神様はそれを見て、「海いっぱいにあふれるようになれ。 地をおおうまでに増えよ」と祝福なさいました。
23. 五日目はこれで終わりです。
24. 次に神様は命じました。 「地は、家畜、爬虫類、野獣など、あらゆる種類の動物を生み出せ。」 そのとおりになりました。
25. 神様が造った動物は、どれもこれも満足のいくものばかりでした。
26. そして最後に、神様はこう言いました。 「さあ、人間を造ろう。 地と空と海のあらゆる生き物を支配させるために、われわれに最も近い、われわれに似た人間を造ろう。」