6. まもなく、どの入れ物も口まであふれるほど、いっぱいになりました。「もっと、もっと、かめを持っておいで」と言うと、「もうないよ」という返事です。 そのとたんに元のつぼから油が流れ出なくなりました。
7. 女からいきさつを聞くと、預言者は言いました。 「さあ、その油を売って、借金を返しなさい。 その余りで、子供たちと十分くらしていけるはずだ。」
8. ある日、エリシャがシュネムの町へ行くと、裕福な婦人が食事に招きました。 その後も、そこを通るたびに、彼は立ち寄って食事をするようになったのです。