列王紀下 25:14-15-23 リビングバイブル (JLB)

2. 包囲は、ゼデキヤ王の即位第十一年まで続きました。

3.  最後の年の六月二十三日になると、町に残っていた最後の食糧も底をつきました。 

6. 王はリブラへ連行され、バビロンの王の前で裁判を受けました。 

7. その結果、目の前で息子が次々に殺されるのを見せつけられたのち、両眼をえぐり出され、足かせにつながれたまま、バビロンへ連行されました。

8.  ネブカデネザル王の即位後十九年目の七月二十一日に、王の侍従長ネブザルアダン将軍が、バビロンからエルサレムに到着し、 

9. 神殿や宮殿をはじめ、町中のめぼしい建物をぜんぶ焼き払いました。

14-15. また、つぼ、十能、火皿、芯切りばさみ、さじ、その他、いけにえをささげるために使う青銅の器具も全部です。 金や銀の鉢は、その他の金銀とともに、溶かして金塊や銀塊にされました。 

16. ソロモン王が神殿のために作った、二本の柱と台つきの大洗盤は、あまりにも重くて、量ることができませんでした。 

17. 柱の高さは、それぞれ九メートルあり、その上に回りを青銅の網細工とざくろで飾った一メートル半の柱頭がついていました。

18.  ネブザルアダン将軍は、祭司長セラヤと次席祭司ゼパニヤ、それに、三人の神殿警備員を、捕虜としてバビロンへ連れて行きました。 

19. ユダ軍の司令官、徴兵官、王の五人の側近、町に隠れているところを見つかった六十人の農夫は、 

20. 将軍に捕らえられて、リブラにいるバビロンの王のもとへ連行され、 

21. 剣で切り殺されました。こうして、ユダの国民は祖国をあとに、捕虜となって連れ去られたのです。

22.  ネブカデネザル王は、アヒカムの子、シャファンの孫ゲダルヤを、ユダに残った者を治める総督に任命しました。 

23. バビロンの王がゲダルヤを総督に任命したと聞くと、イスラエルのゲリラ部隊の指導者たちは、部下を引き連れ、ミツパにいるゲダルヤのところへ来ました。 ネタヌヤの子イシュマエル、カレアハの子ヨハナン、ネトファ人タヌフメテの子セラヤ、マアカ人の子ヤアザヌヤと、その部下たちです。

列王紀下 25