2. そこで神様は、かねて預言者たちによって警告したとおり、カルデヤ人、シリヤ人、モアブ人、アモン人の略奪隊を送って、ユダとその国民を滅ぼそうとなさいました。
5. エホヤキム王のその他の業績は、『ユダ諸王の年代記』に記録されています。
6. 王は死んで、息子エホヤキンが新しく王となりました。
7. 当時バビロンの王が、エジプト川からユーフラテス川に至る、以前のエジプトの全占領地を押さえていたので、エジプトの王はその後、再び攻めて来ませんでした。
10. エホヤキンが王であった時、バビロンのネブカデネザル王の軍隊が、エルサレムを包囲しました。
11. さらに王みずからもやって来て、この作戦に加わりました。
12. エホヤキン王と家来一同、それに王母は、そろって降伏し、王は捕虜としてバビロンへ連れて行かれました。 ネブカデネザル王の即位後八年目のことです。
13. バビロン軍は、神殿と宮殿の宝物を残らず持ち出し、ソロモン王が神様の命令で神殿にしまっておいた金の器具を、片っぱしから二つに切ってしまいました。
14. ネブカデネザル王は、エルサレムから一万人を捕虜として連れ去りました。 多くは、王子、高官、えり抜きの勇士、職人、鍛冶屋でした。 貧乏人や、手に職のない人々だけが、あとに残されたのです。
15. エホヤキン王とその妻たち、家来、それに王母はもちろんのこと、
16. 七千人の精鋭部隊、戦争に役立つ職人と鍛冶屋千人が捕虜となりました。
17. このあとバビロンの王は、エホヤキン王の叔父マタヌヤをゼデキヤと改名し、次の王にしました。