15. 「宮殿で何を見たのですか。」「何もかもだ。 宝物倉にある物はぜんぶ見せた。」
16. 「神様のお告げを聞きなさい。
17. この宮殿にある物が、一つ残らずバビロンに運ばれる時がくる。 先祖の宝物はぜんぶ持ち去られ、何も残らない。
18. 息子のうちからは、捕虜になって、バビロン王の宮殿で宦官として仕える者が出る。」
19. 「よくわかりました。 神様のお望みなら、それもけっこうです。」 実を言うと、王は、自分が生きている間は平和と安全が保証されると考え、ほっとしていたのです。
20. ヒゼキヤ王のその他の業績、すなわち貯水池と水道を造り、町に水を引いたことなどは、『ユダ諸王の年代記』に記録されています。
21. 王は死んで、息子マナセが新しく王となりました。