列王紀下 20:13-21 リビングバイブル (JLB)

13. 王は使者を喜んで迎え、宝物として大事にしまってある金、銀、香料、香油、武器などをみな見せました。

14.  そこでイザヤは、王に会って尋ねました。 「あの人たちは何を欲しいと言ったのですか。 どこから来ました?」「はるばるバビロンからだ。」

15.  「宮殿で何を見たのですか。」「何もかもだ。 宝物倉にある物はぜんぶ見せた。」

16.  「神様のお告げを聞きなさい。 

17. この宮殿にある物が、一つ残らずバビロンに運ばれる時がくる。 先祖の宝物はぜんぶ持ち去られ、何も残らない。 

18. 息子のうちからは、捕虜になって、バビロン王の宮殿で宦官として仕える者が出る。」

19.  「よくわかりました。 神様のお望みなら、それもけっこうです。」 実を言うと、王は、自分が生きている間は平和と安全が保証されると考え、ほっとしていたのです。

20.  ヒゼキヤ王のその他の業績、すなわち貯水池と水道を造り、町に水を引いたことなどは、『ユダ諸王の年代記』に記録されています。 

21. 王は死んで、息子マナセが新しく王となりました。

列王紀下 20