列王紀下 17:35-36-39 リビングバイブル (JLB)

4. ホセア王は謀反を企て、エジプトのソ王に、アッシリヤの支配から脱することができるようにと援軍を頼みました。 ところが、これが発覚してしまったのです。 貢を納めることを拒んだホセア王を、アッシリヤ王は、反逆のかどで牢に入れ、鎖につなぎました。

5.  こうして、イスラエルにアッシリヤ軍がなだれ込み、三年のあいだ首都サマリヤを包囲しました。 

6. ホセア王の即位後九年目、ついにサマリヤは陥落し、イスラエル国民はアッシリヤへ連れ去られ、ハラフの町、ゴザンのハボル川のほとり、メディヤ人の町々に移されたのです。

7.  こうした災難が臨んだのは、国民がほかの神々を礼拝して、エジプトの奴隷生活から救い出してくださった神様に、罪を犯したからです。 

8. 神様が追い払った外国人の悪い風習に、染まっていたのです。 

9. そのほかにも、ひそかに多くの悪事を行ない、国中に、異教の神々の祭壇を作っていました。 

35-36. 神様がヤコブの子孫と結ばれた契約によると、彼らは異教の神々を礼拝したり、これにいけにえをささげたりすべきではなかったのです。 彼らは、驚くべき力と奇蹟によって、エジプトから連れ出してくださった神様だけを、礼拝すべきでした。 

37. ヤコブの子孫は、神様のおきてをぜんぶ守り、どんなことがあっても、ほかの神々を礼拝してはならなかったのです。

38.  それというのも、神様がこう命じたからです。 「わたしがおまえたちと結んだ契約を忘れて、ほかの神々を礼拝してはならない。

39. わたしだけを礼拝すべきだ。 わたしはおまえたちを、すべての敵から救い出す。」

列王紀下 17