6. ところが、王の即位後二十三年たっても、神殿の修理は手つかずでした。
7. そこで王は、エホヤダはじめ祭司たちを呼びつけました。 「なぜ、神殿の修理にかからないのか。 もうこれ以上、献金を祭司の生活費にあててはならん。 これからは、神殿の修復のためにだけ使うように。」
8. 祭司たちは、彼らの生活費とは別途の、神殿修理のための基金を積み立てることに同意しました。
9. 祭司エホヤダは大きな箱のふたに穴をあけ、神殿入口の祭壇の右側に置きました。 門番が、人々の献金を全部その中に納めるのです。
10. 箱がいっぱいになると、王の財務官と大祭司がお金を勘定し、袋に詰めました。
15. 工事監督者は正直な人たちで、忠実に職務を果たしたので、決算報告を求める必要はありませんでした。
16. ところで、罪が赦されるためのいけにえや、罪を償ういけにえのためにささげられたお金は、祭司たちが自由に使えました。 それは箱には入れられませんでした。