8. 使者がエフーに、王の子供の首が届けられたと伝えると、エフーは、首を二山に分けて門の入口に積み重ね、翌朝まで置いておけと命じました。
11. エフーは、イズレエルに残っていたアハブ王の家族を、重立った家来、親友、おかかえの祭司と同じく、みな殺しました。 とにかく王と親しい関係にあった者で生き残った者は、一人もありません。
12. このあと、エフーはサマリヤに向かいましたが、途中で、羊飼いの宿舎に一泊しました。
13. その時、ユダのアハズヤ王の身内の者に出会いました。「どなたですか」と尋ねると、「アハズヤの身内の者です。 王のお子と、王母イゼベル様のお子に会いに、サマリヤへ行くところです」という返事です。
14. 「連中を捕まえろ」と、エフーは家来に命じました。 そして、水ためへ連れて行って、四十二人全員を殺してしまいました。
15. 宿舎を出たエフーは、彼を迎えに来た、レカブの子ヨナダブに会いました。 互いにあいさつを交わしたあと、エフーが言いました。 「私があなたを裏切らないように、あなたも私を裏切りませんか。」「もちろんです。」「では、手を出して。」 エフーは彼の手をとって戦車に引き上げ、こう言いました。
16. 「さあ、いっしょに来て、私がどれほど神様のために熱心か、とくと見届けてください。」ヨナダブはエフーと並んで戦車に乗りました。